
(米長邦雄会長の開会挨拶)
日本将棋連盟が支部連合会を創設して三十年
ようやくにして全国の支部連合会代表責任者60名が集まる
全国会議が米長邦雄会長の英断で招集された。
第三回文部科大臣杯全国小・中学校将棋対抗戦の開催に向けて
8月に将棋連盟からアンケート調査がありました。
その調査の設問内容が支部連合会に対し
余りに高圧的、かつ稚拙な内容であったため
多くの県連責任者の逆鱗にふれる大問題に発展いたしました。
そこで、その問題については徹底的に議論をし理解を深めるとともに
将棋普及を目的とした連盟からの協力金についての話
その他もろもろの問題点も含め
三時間半にわたる熱心な会議が開かれた。
米長会長からは、日本将棋連盟創設100周年に向けての
将棋普及活動の連盟方針と、それに取り組む姿勢の話があった。
普及活動の対象は、なんといっても子供達である。
それとは別に、シニア世代の急激な増加により
シニア対象の団体戦を新たに創設を検討しているとのことです。
将棋を愛好する中年層が激減している現状では
少年層と老年層の充実が普及の急務と考えられる。
これを機会に全国の支部連合会代表責任者会議が
毎年定期的に開催される運びとなりました。
全国棋友の英知を結集し
この難局を乗り切ろうではありませんか!
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