無銘
弓と四ツ矢の図 鉄地 丸型
透かし彫り 丸耳 片櫃 江戸後期
縦70mm 横69mm 切羽厚6mm

ネットオークションにて入手したもので
弓矢と雁がね透かしの上品な脇差鍔です。

弓弦と四ツ矢のラインが素晴らしい。
矢には、微かに矢羽根の線彫りが残っており
保存状態はなかなかに良好です。

責金がうたれており、拵えに掛けて
常日頃愛用していたことがうかがえる。

おそらくは、弓術自慢の武士が
脇差につけていたものだろう。

デザインの斬新さは現代アート以上か?