
大輪の二重花火
(勝手に命名 満願寺)
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扇型花火と上空の放射状花火
(勝手に命名 扇の花衣と空蝉の調べ)
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今年も恒例になった淀川の花火大会が開催されました。
いつもなら、
十三棋道舘道場から散歩がてらに
南に3分ほど歩けば
花火会場の淀川河川敷に行けるのですが
さすがに今夕は空恐ろしい人、人、人、人、人
阪急十三駅の改札口から
いつ果てるとも無く吐き出される
ゆかた姿の若者達が
道場の前を楽しそうに通り過ぎていく
広い河川敷では見渡すかぎり1列縦隊で
色とりどりの屋台が満艦飾のように連なっています
8時前に開始の花火が打ち上げられると
押し合うように次々と夜空に
大輪が咲き乱舞する。
真夏の夜に咲く、日本の伝統美
瞬間芸の極致です

(勝手に命名 重連万華鏡)
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一夜明けた朝には
ゴミの山がそこかしこに背丈を競っています
地元の商店街ではごく一部を除き
花火の開催には心よく思っていないのが本音のようです
何万人もの人出の割には地元の売り上げに還元しません
常連客の出席自粛、看板の破損、ゴミの山、騒音、トイレの借用など
リスクがあまりに大きく
早仕舞いの店舗も目立ちます。
開催にも巨額の運営費用がかさみますが
関西圏の構造的不況が
企業の寄付金件数と金額にも跳ね返り
有料観覧席を少々増席しようが
焼け石に水のようです。
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