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平成18年8月5日(土)
                         於 大阪市淀川区十三の淀川河川敷

大輪の二重花火
(勝手に命名 満願寺

扇型花火と上空の放射状花火
(勝手に命名 扇の花衣蝉の調べ

今年も恒例になった淀川の花火大会が開催されました。

いつもなら、
十三棋道舘道場から散歩がてらに
南に3分ほど歩けば
花火会場の淀川河川敷に行けるのですが
さすがに今夕は空恐ろしい人、人、人、人、人
阪急十三駅の改札口から
いつ果てるとも無く吐き出される
ゆかた姿の若者達が
道場の前を楽しそうに通り過ぎていく

広い河川敷では見渡すかぎり1列縦隊で
とりどりの屋台が満艦飾のように連なっています

8時前に開始の花火が打ち上げられると
押し合うように次々と夜空に
大輪が咲き乱舞する。
真夏の夜に咲く、日本の伝統美
瞬間芸の極致です

(勝手に命名 重連万華鏡

一夜明けた朝には
ゴミの山がそこかしこに背丈を競っています

地元の商店街ではごく一部を除き
花火の開催には心よく思っていないのが本音のようです

何万人もの人出の割には地元の売り上げに還元しません
常連客の出席自粛、看板の破損、ゴミの山、騒音、トイレの借用など
リスクがあまりに大きく
早仕舞いの店舗も目立ちます。

開催にも巨額の運営費用がかさみますが
関西圏の構造的不況が
企業の寄付金件数と金額にも跳ね返り
有料観覧席を少々増席しようが
焼け石に水のようです。