原田泰夫先生突然の旅立ち

7月11日、原田泰夫先生が、間質性肺炎のためお亡くなりになりました。
ここに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

原田先生は、社団法人日本将棋連盟の第六代目会長を
昭和36年から41年まで6年の長きにわたり務められ、
将棋界に多大な功績を残されました。

和装の勝負士としてもお馴染みで
もっとも和服のお似合いになる棋士のお一人でした。

いつも陽気で晴れ晴れと、大きなお声の「原田節」
カリスマ性がおありで、少々長〜いお話ばかりでしたが
説得力があり大好きでした。

当十三棋道舘道場の二十周年の時には、
ご祝辞を賜り、色紙と素晴らしい書を揮毫していただき
宝物として道場に掲げさせていただいてております。

年賀状や挨拶状のお返事なども極太の達筆なペン字で
軽妙な文章ととともに楽しませていただきました。

天国でも、和服をお召しになり颯爽と
将棋の名解説をされることでしょう。
これからは天界での将棋普及活動を
よろしくお願い申し上げます。
            合掌            
                                     平成16年7月12日
(十三棋道舘道場開席二十周年のお祝いに原田泰夫先生からいただいた色紙)